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ヘ音記号の譜よみについて~ピアノでは大譜表として捉えて

      2016/07/29

ト音記号は皆さんの自然に読める方が多いですが、ヘ音記号は、苦手意識を持つ人が多いです。

今回の記事で、ヘ音記号をスムーズに読めるコツをお伝えします。

ト音譜表を基準としてはダメ!

大人も子どもも、ヘ音譜表の譜読を苦手とする方が多いのですが、その原因はト音譜表を基準とするからではないかと思います。
通常ピアノのレッスンでまず最初に覚えるのがト音記号とそこに並ぶド~ソの音。5本の指を鍵盤にのせたら直ぐに弾ける音ですね。そこから拡大して徐々に音域を拡げて行くことになりますが、ヘ音譜表では、最初に覚えたト音譜表と五線上で3度のズレが生じます。しかし3度ずらして読むのではなく、大譜表として捉えれば、中央ドを基点として読む習慣がつき、ヘ音記号苦手意識を払拭できるのではないかと思います。

大人と子どもの譜読みの仕方はちがう

これは幼児期のレッスンでは当たり前の流れなのですが、大人になってからレッスンを始める場合、直ぐに両手で弾くことになるので、譜読みの仕方が幼児と異なるのではないかと思います。

手を見ずに弾く

読譜力を養うにはソルフェージュの練習が必要になりますが、現在取り組んでいる曲とは別に、ヘ音記号の易しいメロディーを数多く弾くことでも養うことができると思います。5指のポジション移動がなければ、手を見ずに弾く。更に実際に声を出して歌えれば尚良いと思います。
一朝一夕に「楽々」とはいきませんが、忍耐強く共に取り組んで行ければ成功します。
何事も積み重ねですね!

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