音は伝える
小学一年生のKちゃん。今日の一曲目は『きこり』です。
早速弾き始めたものの、勢いのない音で、窮屈な演奏です。ふとKちゃんの顔を見ると、眉間にしわ寄せたような渋い表情です。どうやらメロディーの左手をレガート、伴奏の右手は軽くスタッカートで、と考え過ぎている模様。
「Kちゃん、怖い顔になってるよ〜。」と私が感想を言うと、途端に顔を崩し、「だって〜。」と笑顔になりました。きこりとして働くおじさんの楽しんでいる様子、一生懸命な様子を表すにはにこやかな表情で弾かなければ…。もう一度弾いたKちゃん、今度は軽快に弾けました。
どんな小さな曲でも、音楽は気持ちを伝えるものなのですね。
関連記事
-
-
成長の足跡をたどって2021…3回出演の皆さん①
H.S.さん(中1)
-
-
一緒に上達して~親子でピアノ・レッスン
車で20分ほど掛けて通ってくれているSちゃんは小学1年生です。4月からレッスンを …
-
-
今年もクリスマス会を開催します~ピアノ教室おさらい会として
今年も以下の通り、クリスマス会を開催します。 12月25日(日) …
-
-
一つの山を乗り越えて~ピアノ・レッスンでの出来事
小学2年生のSちゃんは頑張り屋さんです。テキスト中の曲も次はこれを弾いてみたい、 …
-
-
2台ピアノ
うちの教室には大人の方も数名通ってくださっています。進度はまちまちですが、ピアノ …
-
-
初めての親子連弾~クリスマス会に備えて
A市から遥々レッスンに来てくれているSちゃん、両手奏にもすっかり慣れました。保育 …
-
-
けがを乗り越えて~伴奏者の責任感
3歳からレッスンを続けているHちゃんも、早いものでもう中3になりました。いつも余 …
-
-
母の日に
5月9日はコーラスの伴奏で草津まで出向きました。草津は桜が満開でした。 季節が一 …
-
-
第17回 発表会
やっとプログラムが完成し、昨日配布が終わりました。新型コロナが収束しない中での開 …
-
-
ひげじいさん
3歳のSちゃん、毎回元気でレッスンに来てくれています。お転婆で男の子みたいなんで …
- PREV
- ピアノは自分の力で進もう
- NEXT
- ピアノを始めたSちゃんから








