第15回発表会、終了しました
2017/01/09
8月27日㈯、みかぼみらい館・小ホールにて、第15回発表会を無事に終えました。午前中にリハーサルを行い、第1部はソロ、第2部は連弾、第3部は客演の流れで行いました。
良いところは活かし、弱点は改善しよう
歌心を感じさせる奏で方をする一方で、リズミックな場面でテンポが遅れ気味だったり、またある生徒は思い切りよく弾けるのに、細部の仕上げが甘かったりします。
2~3か月かけて練習してきた曲をお披露目する発表会では、この強みと弱点を確認する良い機会となります。指導者も客観的に聴くことで、軌道修正が必要なのか、補強が必要なのか確かめているのです。
弾いて花形になる!
とは言っても、我が教室では2年に一度の発表会ですから、演奏者一人ひとりを花形にしてあげたいです。どんな演奏になっても、その日まで努力し続けたこと、緊張感に堪えて人前で演奏したことに拍手を送っていただきたいです。そのことが演奏者の糧となります。
大人の方は楽譜を置いて弾いても良いのです。記憶力は経年劣化するものですから、忘れるのは仕方がないと思います。プロではないのですから、暗譜にこだわるより、適度な緊張を感じながら演奏することを楽しみ、達成感を得て欲しいと思います。
聴いて楽しむ音楽
第3部は客演としましたが、緊張感から解放され、リラックスして楽しんで欲しいと思って企画しています。
今回は筝、ピアノ・ソロ、コーラスを聴かせて頂きました。
筝はピアノ伴奏つきで演奏して頂きました。お互い初めての試みでしたので、合わせから手探り状態でした。学校の音楽の先生をしていらした方も聴いてくださいましたが、良かったとの感想をいただきましたので、ピアノでは私の生徒であるご本人にもお伝えしたところ、喜んでいただけました。演奏する場面を設け、良かったです。
ピアノ・ソロはこの春、学芸大学に合格した教え子にお願いしました。練習、勉強、サークル、忙しい日々の中、いとこ連弾とソロ演奏を快く引き受けてくれ、頼もしく感じました。落ち着いた演奏を聴きながら、これまでの12年間を思い返し、独り立ちしてくれたことを嬉しく思いました。
コーラスは毎月3回練習を続けている「コーラスやまなみ」にお願いしました。毎回の伴奏は私が務めています。
シルバーエイジの方々ですが、前向きな姿勢には毎回頭が下がります。今回は4曲歌っていただきましたが、最も好評だったのは『麦の唄』でした。男声、女声の持ち味を発揮して、主旋律のバトンタッチも上手く行ったようです。
参加者数に対して上演時間は長かったと思いますが、幼い子ども達も頑張って弾き、聴きました。
次回はまた2年後の予定です。
さらに上手になったピアノをお披露目してもらえるよう、私も精進します。
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