感想のお手紙~ピアノ発表会を終えて
2018/09/05
3か月かけて準備してきた発表会を終えて1週間、終了後初めてのレッスンに見えたNさん親子からプレゼントと感想のお手紙を頂きました。こんなにも深く聴いて頂けたのかと感激し、お手紙の内容をお知らせする許可を頂きました。
ピアノへの想い
子どものレッスンが継続するかどうかは、子どもの意志が一番大切なのは言うまでもありませんが、ご家族のピアノへの想いが重要な位置を占めていることを感じることが多々あります。
つまづくことなくレッスンが進めば苦労はありません。精神的な壁、練習時間確保の壁、反復練習の壁、等々…。
お手紙をくださった親子はスムーズに進んでいる方です。レッスン開始当初は合格しなければというプレッシャーから、精神的に行き詰ってしまったSちゃんでしたが、お母様はピアノが好きであったにもかかわらず、何故かレッスンを辞めてしまったのだそうです。引っ越しを機に、やっとピアノをご自宅に置いて弾ける環境になり、親子でレッスンに通えることが嬉しいのだとおっしゃっていました。
家族ぐるみで音楽を楽しむために
私が親子レッスンを始めたのは、お母さんが子どもに練習を強制するのではなく、家族で音楽を、ピアノを楽しむことで自然にピアノに向かえる環境づくりを目指したからです。そのために連弾もお勧めしています。レッスンで子ども達の相手を務めるのも楽しいのですから、これをご家庭でして頂ければ絶対に楽しいに決まってます。
今回お手紙をくださったNさん親子も、発表会で親子連弾をお披露目してくださいました。ミスしたことは残念だったと書かれていましたが、それも想い出になるでしょう。Sちゃんが大人になったとき、笑い話になるでしょう。
この親子連弾がきっかけとなり、弾いてみたい曲を発掘し、日常的にご家庭で楽しんで頂けるようになれば、こんなに嬉しいことはありません。
頂いたお手紙を記載します。
Sちゃんから
「いつもピアノを教えてくれてありがとうございます。発表会ではお世話になりました。練習よりも上手にひけてよかったです。これからもがんばりますのでよろしくおねがいします。」
お母様から
「発表会お疲れ様でした。発表会前はレッスン時間を延長して下さり、大変お世話になりました。〇〇は本番に強いようで、練習よりうまくできていましたが、私はミスってしまい、しばらく立ち直れませんでした💦でも過ぎてしまったことは仕方ないですね💦また一からがんばります!皆さんの演奏はすばらしく、とても刺激を受けました。双子くんや大人の方はもちろんお上手でしたが、小さい子でも表現力がすごい子がいて、“あんな風に私には弾けない…”と ある意味ショックを受けました。私は楽譜通りに弾くので精一杯で、曲を表現するのが苦手なので、ああいう演奏をしたいなと思いました。ステキな発表会をありがとうございました。これからもよろしくお願いします。」
発表会の疲れも吹き飛びました!Nさん、こちらこそありがとうございました。
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