「好き」という気持ち~ピアノ・レッスンをスタートさせて
中学生のMちゃんは中学生になってから、初めてピアノを習い始めました。ピアノは幼児期から始めるのが一般的ですので、この年齢になってどうしたのだろう、特別な進路希望があるのだろうか、と疑問に思いました。本人の強い希望で一からレッスンを始めました。Mちゃんは中学では吹奏楽部に所属し、イベントも数多くあり、忙しくしているようです。ご家族皆さんも音楽好きなようで、オーケストラ演奏会に出掛けることもあるそうです。ピアノをするのに良い環境なのですね。
スタートが遅いことを私は心配していましたが、杞憂に終わったようです。『メトードローズ』は既に終え、『ピアノの練習ABC』に入りました。平行して『ハノン』と『ピアノ名曲150選』も始めました。指や手のフォームにも気をつけながら、ハノンも丁寧に弾いています。成長段階を考えると、速度を要求したい所ですが、それはまた練習を積んで…。こちらからの要求も高めて行きたいと思っています。
今練習している小曲は『小さいロマンス』、子どものための曲ではありますが、ハーモニーの変化に伴い気持ちの揺れを表現できる曲です。これから更にレパートリーを増やして行きたいですね。Mちゃんの精神年齢に相応しい曲に出逢うことができたら一生の宝物になると思います。
Mちゃんを見ていて感じたことはピアノ・レッスンを始めるのに遅過ぎるということはないということです。大切なのは本人のヤル気、そしてそれをサポートする周りの環境なのですね。
Mちゃんのこと、末永く見守っていきたいです。一緒に歩んでいければなぁと思います。
関連記事
-
-
体験レッスン
発表会が終わったばかりの26日の事、親子レッスンの体験レッスンを実施しました。 …
-
-
発表会の準備が進んでいます
発表会当日が他のイベントと重なりそうな生徒も参加できることになり、参加者が確定し …
-
-
読譜力がついてきて~ピアノ・レッスンの現場から
小学2年生のHちゃん、車で20分ほどかけて通ってきてくれています。彼女にとってう …
-
-
初めての発表会②
小学生の演奏です。 ◎K.N.くん(小1) ◎K.N.さん(小1) …
-
-
聴いてもらいたくて~ピアノ・レッスンでの出来事
小学1年生になったばかりのSちゃん、前々回から取り組み始めた曲に少々苦戦していま …
-
-
両手奏の難しさ~6歳のピアノ・レッスン
A市からレッスンに通ってくれているSちゃん、この春、小学生に入学しました。学区内 …
-
-
連弾曲の選曲~ピアノ発表会
発表会では毎回ソロ「と連弾で、一人2ステージと決めていますが、今年は連弾の選曲が …
-
-
子どもらしい感性その2~ピアノレッスンで
子どもらしい感性と言えば、即興演奏です。 T君は『キョウリュージャー』や『仮面ラ …
-
-
バスティンステップ3に進みました~ピアノ・レッスンの進み方
昨年2月からレッスンを始めたT君とC君、小学4年生になっていることもあり、急いで …
-
-
2019年 クリスマス会 ご報告
昨年のことになってしまいましたが、恒例のクリスマス会を開催しました。 今回は大人 …
- PREV
- ライバル意識?~兄妹でピアノ・レッスンをスタート
- NEXT
- 忍耐力~ピアノ・レッスンに必要な要素








