「好き」という気持ち~ピアノ・レッスンをスタートさせて
中学生のMちゃんは中学生になってから、初めてピアノを習い始めました。ピアノは幼児期から始めるのが一般的ですので、この年齢になってどうしたのだろう、特別な進路希望があるのだろうか、と疑問に思いました。本人の強い希望で一からレッスンを始めました。Mちゃんは中学では吹奏楽部に所属し、イベントも数多くあり、忙しくしているようです。ご家族皆さんも音楽好きなようで、オーケストラ演奏会に出掛けることもあるそうです。ピアノをするのに良い環境なのですね。
スタートが遅いことを私は心配していましたが、杞憂に終わったようです。『メトードローズ』は既に終え、『ピアノの練習ABC』に入りました。平行して『ハノン』と『ピアノ名曲150選』も始めました。指や手のフォームにも気をつけながら、ハノンも丁寧に弾いています。成長段階を考えると、速度を要求したい所ですが、それはまた練習を積んで…。こちらからの要求も高めて行きたいと思っています。
今練習している小曲は『小さいロマンス』、子どものための曲ではありますが、ハーモニーの変化に伴い気持ちの揺れを表現できる曲です。これから更にレパートリーを増やして行きたいですね。Mちゃんの精神年齢に相応しい曲に出逢うことができたら一生の宝物になると思います。
Mちゃんを見ていて感じたことはピアノ・レッスンを始めるのに遅過ぎるということはないということです。大切なのは本人のヤル気、そしてそれをサポートする周りの環境なのですね。
Mちゃんのこと、末永く見守っていきたいです。一緒に歩んでいければなぁと思います。
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