音は伝える
小学一年生のKちゃん。今日の一曲目は『きこり』です。
早速弾き始めたものの、勢いのない音で、窮屈な演奏です。ふとKちゃんの顔を見ると、眉間にしわ寄せたような渋い表情です。どうやらメロディーの左手をレガート、伴奏の右手は軽くスタッカートで、と考え過ぎている模様。
「Kちゃん、怖い顔になってるよ〜。」と私が感想を言うと、途端に顔を崩し、「だって〜。」と笑顔になりました。きこりとして働くおじさんの楽しんでいる様子、一生懸命な様子を表すにはにこやかな表情で弾かなければ…。もう一度弾いたKちゃん、今度は軽快に弾けました。
どんな小さな曲でも、音楽は気持ちを伝えるものなのですね。
関連記事
-
-
読譜力がついてきて~ピアノ・レッスンの現場から
小学2年生のHちゃん、車で20分ほどかけて通ってきてくれています。彼女にとってう …
-
-
元気の素
久し振りの完全フリーだった10月12日、ふなっしーカフェへ行って来ました! 整理 …
-
-
高崎市立小・中学校 連合音楽祭~吉井小学校も参加
高崎市立小・中学校連合音楽祭当日になりました。お天気にも恵まれ、子ども達のハレの …
-
-
発表会の準備が進んでいます
発表会当日が他のイベントと重なりそうな生徒も参加できることになり、参加者が確定し …
-
-
第18回発表会プログラムができました
今回は右往左往したがら、お盆休み空けにプログラムが完成しました。お盆休みと言って …
-
-
動機づけ
4歳からレッスンを始めたCくんも既に4年生、色々好みもはっきりして来ました。 昨 …
-
-
成長の足跡をたどって2021…発表会2回出演の皆さん④
K.N.くん(小3)
-
-
初めての親子連弾~クリスマス会に備えて
A市から遥々レッスンに来てくれているSちゃん、両手奏にもすっかり慣れました。保育 …
-
-
第18回発表会 第2部
第2部は連弾やアンサンブルの部です。 今回はアルトサックスでお祖父様とのアンサン …
-
-
第1部プログラム
ソロの部です。 No.1 『ちいさなかぜ/湯山昭』『はじめてのワルツ/マーサ・ミ …
- PREV
- ピアノは自分の力で進もう
- NEXT
- ピアノを始めたSちゃんから