音は伝える
小学一年生のKちゃん。今日の一曲目は『きこり』です。
早速弾き始めたものの、勢いのない音で、窮屈な演奏です。ふとKちゃんの顔を見ると、眉間にしわ寄せたような渋い表情です。どうやらメロディーの左手をレガート、伴奏の右手は軽くスタッカートで、と考え過ぎている模様。
「Kちゃん、怖い顔になってるよ〜。」と私が感想を言うと、途端に顔を崩し、「だって〜。」と笑顔になりました。きこりとして働くおじさんの楽しんでいる様子、一生懸命な様子を表すにはにこやかな表情で弾かなければ…。もう一度弾いたKちゃん、今度は軽快に弾けました。
どんな小さな曲でも、音楽は気持ちを伝えるものなのですね。
関連記事
-
-
発表会の準備が進んでいます
発表会当日が他のイベントと重なりそうな生徒も参加できることになり、参加者が確定し …
-
-
右手から左手へ~ピアノ・レッスンで弾く音域が拡がりました
4月からレッスンを始めたCちゃんはまだ4歳4ヶ月です。ト音記号中央ド~ソを覚えて …
-
プログラム~第3部
第3部は客演の部です。 まだ学生だったり、趣味の集まりだったり…、とプロではない …
-
-
R君のその後~ピアノレッスン
水曜日は3歳男の子のレッスンでスタートしました。 8月から始めたばかり。はずかし …
-
-
母の日に
5月9日はコーラスの伴奏で草津まで出向きました。草津は桜が満開でした。 季節が一 …
-
-
クリスマス会~ピアノおさらい会として
21日のクリスマス会、無事に終了しました。いつものように調律の時間を利用してツリ …
-
-
バスティンステップ3に進みました~ピアノ・レッスンの進み方
昨年2月からレッスンを始めたT君とC君、小学4年生になっていることもあり、急いで …
-
-
日曜日の体験レッスン
最近お母様のお仕事の都合で、土日をご希望のお問い合わせを頂きます。 保育園に通う …
-
-
成長の足跡をたどって2021…3回出演の皆さん③
M.I.さん(中2)
-
-
この1年を振り返って
随分と更新をサボってしまいました。 言い訳をさせて頂くと、全て私事です。愛犬の手 …
- PREV
- ピアノは自分の力で進もう
- NEXT
- ピアノを始めたSちゃんから