右手から左手へ~ピアノ・レッスンで弾く音域が拡がりました
4月からレッスンを始めたCちゃんはまだ4歳4ヶ月です。ト音記号中央ド~ソを覚えて、色塗りし、音符を書くことで、すらすら読めるようになりました。テキストの楽譜を読み、歌いながらピアノを右手で弾くのですが、一定のテンポを保って弾けるようにもなりました。
いつもはお母さんとレッスンに来るのですが、今日は特別にお父さんの付き添いでした。「パパはそこに座っててね。」と言って、バッグから楽譜を出し、どんどん自分で準備していましたよ。パパに良いところを見せたいのでしょうね。
『おえかきワークブック3』も今回の宿題で終わりになるので、『バーナム・ミニブック』と『ともだちのーと』を始めることにしました。
Cちゃんは初めてのヘ音記号に興味津々。今後使って行く音域のカードを渡し、とりあえず今日はヘ音記号の中央ドを覚えて弾いてみました。バーナム、グループ1の2番に早速左手が出て来ます。左右の手の交換が上手く行くかどうか見守っていましたが、ポジションを教えてあげると直ぐに弾けて、こちらも嬉しくなりました。
そしてこれまでの懸案事項だったレガート。これまでポツポツと切れてしまっていましたが、今日はピアノの中でハンマーとダンパーが動くのをよく観察しながら弾いて貰いました。ダンパーが降りてしまうと音は切れるので、鍵盤を押さえたままで次の鍵盤を押さなければ音は切れ切れになってしまいます。Cちゃんがピアノの中身に興味を持っている様子なので、動きを見ながら弾けばよくわかって貰えるかも知れないと思い、試してみました。最初は切れてしまいましたが、よ~く見て、と言葉をかけながら弾いて貰ったら、繋がりました!Cちゃんと喜び合ってから、数回繰返し練習しましたが、来週までこの感覚を忘れないでいてくれるかなぁ。定着するまではしばらく続けていかなければ。
レッスンを続けて行く内には、また新たな課題が出て来るはずですが、よく観察して適切なアドヴァイスができるよう心掛けたいと思います。
今日はクリアする糸口が見つかって、嬉しい報告ができました。
関連記事
-
苦手を克服しました~年長さんのレッスンで
年長さんのSちゃん、ここまで車で片道40分ほどかけて通ってくれています。 さて、 …
-
読譜の大切さ~ピアノ導入期から
小学2年生のMちゃんは5月からレッスンを始めました。 ご近所なので1人でも通える …
-
5歳児のソルフェージュ~ピアノ・レッスンの一環として
5歳児のSちゃんはご近所からレッスンに通って来てくれています。元々はお祖母ちゃん …
-
意思の力~小さな人のピアノ・レッスン
年中さんのSちゃん、昨年末のクリスマス会にも参加してくれました。人前で弾いた経験 …
-
ピアノは自分の力で進もう
3〜4歳児のレッスンでは譜読みに先立ち、音符の色塗りから始めますが、実際にピアノ …
-
憧れのピアノ曲
毎週月曜日にお見えになるYさん、元々音楽好きな方ですが、休む事なく通ってください …
-
母の日に
5月9日はコーラスの伴奏で草津まで出向きました。草津は桜が満開でした。 季節が一 …
-
卒業生~レッスンはしばらくお休み
今日の午前中、大学進学に伴い卒業したKちゃんからメールが届きました。どうしている …
-
心の支えに~ピアノ・レッスンにできること
隣町からレッスンに通ってくれているYさん、レッスン歴はもう10年以上になります。 …
-
親子レッスン開始
先月体験レッスンに来てくれたEちゃん親子ですが、2日からレッスンを始めました。今 …
- PREV
- 今年もクリスマス会を開きます
- NEXT
- くやし涙~ピアノの練習