それぞれの成長スピード~ピアノ・レッスンで
2016/04/13
3歳からレッスンを始めたSちゃん、最近お姉ちゃんらしくなって来ました。
妹に邪魔されることもあるらしく、窮状を訴えることもありますが、ピアノは急に上達しました。お母様や私が傍につくのを余り好まず、一人でどんどん弾きたがります。発達段階がそこまで来たということなのでしょう。
今日はまずメイン・テキストから『おねぼうさん』を弾いて貰いました。私が口出ししなくても、一人で歌いながら止まることなく弾けていました。伴奏をつけようかとも思いましたが、気持ちよく一回で合格にしました。次の『もくば』は歌うことを宿題にしてありました。私が何も言わずにいたら、「先生はそっちに座ってて。」と言うので見守ることに。この曲は左手が右手の上を飛び越える形で手を交差させて弾く部分があります。とにかくまずSちゃんがどういう弾き方をするのか聴かせてもらいました。最後の交差、迷うことなく弾けていました。バーナムでの経験が役に立ったかな?
Sちゃんがレッスンを始めた当初が思い出されます。リトミック的なことを取り入れたり、音符の色塗りを続けたり、多くの項目でレッスンを組み立てました。ヘ音記号を導入する頃は、つまずくのではないかと内心ヒヤヒヤしました。それも乗り越えて一人で譜読みし、歌い、弾けるようになりました。Sちゃんの頑張りも立派ですが、何よりご家族の皆様のご理解とご協力に頭が下がります。
次のハードルは両手奏です。メロディーに伴奏がつく曲になって行きます。ソルフェージュの両手リズムは大丈夫、たたけるようになって来ました。
難しいと思わせないよう、少しずつステップを上げて行こうと思っています。
夏の発表会ではソロで弾けそうです。みんな応援してるよ、Sちゃん!
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