「弾きたい」という気持ち~ピアノ発表会の練習で
2016/06/02
8月に控えた発表会に向けて、ソロの選曲も終わり、皆練習に励んでいます。
さて、小学3年生になったばかりのMちゃんですが、レッスンを始めて1年程になりました。彼女にとって、今回が初めての発表会となります。
小学3年生でもあることですし、ある程度長さのある方が良いと思い、三部形式の曲を練習しています。重音奏の部分等、少し難しい箇所もあります。でも頑張りやさんのMちゃんを信頼して挑戦させてみたところ、1週間でメロディー部分は弾けるようになりました。読譜力が安定しているので、お家での練習も一人でできます。指使いにも注意して、きちんと弾けていました。ただ音量不足のところがあるので、4番と5番の指を立ててしっかり弾くよう伝えました。
更に今日のレッスンでは次の段階へ。伴奏部分も練習して、早速第1部を両手で合わせてみました。最初は右手の16分音符を待ちきれずに、左手の8分音符がつられてしまいました。う~ん、難しい…。何回か練習。すると思いがけずサラッと弾けてしまうようになりました。続けて8小節弾いてみましたが、見事成功!「Mちゃん、弾けたじゃない!」と一緒に喜んだ時のMちゃんの輝くような笑顔!日頃控えめでもの静かなMちゃんが感情を現すことは稀です。本当に嬉しかったのでしょう。私も嬉しくなりました。
ピアノに限らず、何事も一筋縄ではいかない部分があります。必ず壁が現れます。でもそこで諦めずに乗り越えられれば自分のものとなるでしょう。
乗り越えられない壁はない!と強い気持ちでピアノにも取り組んで欲しいと願っています。「この曲を弾きたい」という気持ちがその助けになることもあるでしょう。
そんな曲に出会えたら幸せですね。一人一人に相応しい提案ができるよう私も勉強を続けなければいけませんね。まさに二人三脚。一緒に頑張りましょう、楽しみながら…。
関連記事
-
-
CD図書館
これまで買い集めたCD、自分1人で聴くだけでは勿体ないので、生徒の皆さんへの貸し …
-
-
成長の足跡をたどって2021…3回出演の皆さん②
H.S.さん(中1)
-
-
エリーゼ音楽祭~おとなのためのピアノコンクール
昨今コンクール熱が高まっています。 専門家や子どもを対象としたものが大半を占める …
-
-
夏のおさらい会3
小学6年生から大人までのプログラムです。
-
-
学校で伴奏させて頂く機会について
私があまり積極的ではないこともあり、コンクールには縁遠い我が教室の生徒達ですが、 …
-
-
上手になって来ました。
今日も3歳の男の子からレッスンがスタートしました。 挨拶の後、ハンドサインを付け …
-
-
親子でピアノ・レッスン
年長さんのYちゃんは6月からレッスンを始めました。お母様は我が教室の卒業生。親子 …
-
-
明日は休み明け、レッスン開始です。
毎日猛暑が続いています。 一日留守にして、帰宅後レッスン室の温度計を見ると37℃ …
-
-
連弾の楽しみ~ピアノ・レッスンでの合わせ
この春、小学2年生になったN君。子ども達に人気の曲『とべ!うちゅうせん』を練習し …
-
-
バスティンステップ3に進みました~ピアノ・レッスンの進み方
昨年2月からレッスンを始めたT君とC君、小学4年生になっていることもあり、急いで …








